頭痛

3月〜5月は気圧の変化が大きいので頭痛に悩まされる人が増えます。一方で、一年中繰り返し頭痛に悩まされている人も多くいます。 慢性の頭痛は、命に関わるものではありませんが、日常生活に支障が出ることもあります。慢性頭痛の中で1番多く半数をしめるのは緊張型頭痛で次に多いのは偏頭痛です。 それぞれの痛みの種類・原因・予防法・対処法は違うので、自分の頭痛のタイプを知ることが大切です。

緊急型頭痛

症状:後頭部〜首筋にかけて締め付けられるような痛みがある。頭全体が圧迫されるように痛くなる場合もある。吐き気を伴うことはなく、体を動かした時に悪化することもない。 痛みの強さは軽〜中程度で、日常生活に支障が出ることは少ない。数時間で直る場合や頭痛が数ヶ月以上続くこともある。

原因:主な原因は長時間の同じ姿勢の維持やパソコンのしようなどによって首や肩の筋肉が緊張することで起きる。 また、ストレスなど精神的な緊張が引き金になることもある。他に顎関節症、眼精疲労、運動不足が原因になることもある。

予防法:血行を良くしてリラックスすること
①長時間同じ姿勢を取らない ②首や肩の筋肉の緊張をほぐすため適度なストレッチをする。(例えば、両肩をキュッと上げてストンと落とす。力を入れすぎず10回程度行う)
③血流を改善するため湯船にゆっくりと浸かりマッサージをする
④ストレス解消を心掛ける
⑤筋肉の血流を増やすために、毎日の生活に軽い運動を取り入れる

対処法:あたためるとOK、冷やすと×
①蒸しタオルなどで、頭の後ろを温めてコリをほぐす。 ②心身にストレスを加えていることを中断し、気分転換をする

片頭痛

症状:頭の片側(または両側)のこめかみから側頭部にかけて脈打つようにズキンズキンと痛み、日常生活に支障をきたすことが多い(男女比 1:4 吐き気を伴うことがある。痛みは強く数時間のこともあれば、3日ほど続くこともある。体を動かすと悪化するのも特徴。頭痛の前兆として、目の前にキラキラした光がちらつく症状が見られることもある。

誘因:ストレス、空腹、アルコールの摂取、寝不足(寝すぎ)、月経、人混みや騒音・光などの物理的刺激、天候の変化、運動、食品(チョコレート・チーズ・ワイン(特に赤)・柑橘系・ナッツなど)

予防法:自分の偏頭痛を起こす誘因をつかんで置くことが大事
①規則正しい生活、適度な睡眠をとる(週末の寝溜めは空腹と寝すぎが重なって変ず数を誘発するので注意)
②誘発する食品は控える。

対処法:冷やすのはOK、あたためるのは×(緊張型とは逆)
①こめかみの脈打つ部分に冷たいタオルなどを当てて冷やす(入浴は逆効果)
②痛みはじめににはカフェインを適量とる(ただし、取りすぎは逆効果)
③体を動かすと痛みが助長されるので安静にして過ごす。
④光や騒音でも痛みはますので、静かな暗い場所で横になる

命に関わる危険な頭痛

突然生じる激しい頭痛、数日のうちに徐々にひどくなる頭痛、発熱も続く頭痛、麻痺・しびれ・言葉のもつれを伴う頭痛など、「今まで経験したことのない頭痛」は重大な病気(くも膜下出血、脳出血など)が疑われますのですぐに医師の診断を受けてください。

【豆知識】
このように頭痛のタイプによって症状が違うので、「どこが」「どんなふうに」「いつから」「痛みがどうしたら増すか」といったように整理してメモなどで医師へ自分の症状を正確に伝えるといいでしょう。

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